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真面目な声で更に続けた。
「俺と付き合ってください。」
――――！！！
「えっ？……あの……？」
「……元々男だったわけだし、そう簡単な問題じゃないのも分かってる」
「……冗談、でしょ？」
「冗談なんかじゃない！それこそ、拓美が男だった時から、好きだった。こんなこと言うのもなんだけど、……拓美が女だったらどんなに良かったか、て思ってた」
「もう、やめて……」
……これ以上聞きたくない。
今の関係を、壊したくなかったのに。
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