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俺は用意をしながら、結恵に電話した。
プルルッ
プッ
「はい、三神君?」
『おぅ。ごめん、今まで寝てて、携帯全く気づかんかった💦今、まだ家?』
「やっぱ寝てたんゃ。ねぼすけぇ~アハハッ。今、家やで。今から行こっか?」
『ほんま?悪りぃな。お願いしていい?』
「いいよ。三神君の家に先行ったらいい?」
『あっ、俺、アサミん家におるねん』
「…えっ、あっ…そうなんや」
『昨日、つい寝てもてな。やから、アサミの家にお願いしてもえぇ?』
「…」
『橘?』
「あっ、うん。わかった。10分後で大丈夫?」
『おぅ。んぢゃ、10分後に』
「うん、じゃあ」
プチッ
(よし。橘はOK。あとは…ツグミちゃんかぁ…。絶対怒っとるやろな)
と、俺は携帯をいじり、ツグミの番号をさがす。
が…
『うわぁぁぁぁあ!!しくったぁぁぁぁあ!!!』
ツグミの携帯番号を聞き忘れ、連絡がとれなかった。
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