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土日は何もすることがなくダラ②と過ごした。
ナオヤは一回家に帰り、また俺ん家に戻ってきた。
そしてこの2日間、俺の家に居座っていた。
俺は結恵に対する思いをナオヤに打ちあけた。
「うわっ!ホンマに?!ぇえゃん!!結恵にはタケみたぃな奴があってるかもな」
「でも、タケがなぁ」
『なんゃねん?』
「お前、女に興味ねぇと思っとったわ笑」
『はぁ?俺は女にしか興味ねぇょ』
「お前可愛い女に告られても断るし、そいつらが泣き出したら、うざそぉな顔して全く興味なさそぉやったゃんけ」
『あぁ、まぁな。けど…橘は特別ゃ…多分』
「うわっ!こいつマジゃん!!」
『うっせぇ[★]お前に言うんぢゃなかった』
「怒んなって。俺は嬉しいんゃって。…頑張れょ」
『…あぁ』
俺は結恵の事を好きなのかわからない。
ほっとけねぇって思うがこの思いが恋なのかは、はっきりしなかった。
俺はナオヤに結恵の事をいろいろと聞いた。
高校時代の結恵の事、ナオヤと結恵が仲良くなったきっかけ、別れた元彼氏の事など…。
1番印象的だったのは、やはり元彼のことだった。
結恵と元彼は中学からの付き合いで高校、大学はちがったがずっと仲良く付き合っていた。
今年の12月24日に7年目の記念日を迎えるはずだった。
しかし、記念日を迎える前に彼氏に好きな人ができ別れを告げられたという事だった。
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