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約束の時間…
俺とナオヤは7時ちょうどにツリーの前に着いた。
ツリーはライトアップされキラキラと輝いていた。
「三神君、ナオヤ!!」
声をかけてきたのは、結恵だった。
俺達を見つけて駆け寄ってきた。
「ゴメン、待った?今日ナオヤと三神君だけ?」
「俺達も今来たとこ。あとヤスが来るケド…まだ来てなぃな。てか、結恵の友達は?」
「今からご飯で良かった?友達には先に行ってもらって、席とるのお願いした」
「おぅ飯でぇえで?席とってくれてんねや。悪ぃな、ありがとな」
「全然ぃいよ。それよりヤス君?まだかな?」
「まだミーティング続いとんゃろか?タケ、ちゃんと時間と場所言うたん?」
『あぁ』
俺達は10分程待ったがヤスはなかなか来ない。
電話をかけるが圏外なのかつながらない。
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