幼なじみ

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アサミとナオヤが歌っている時も、俺と結恵は喋っていた。 ヤスは酔い潰れて寝ていた。 『橘、俺達も歌おっか?』 「え?でも…」 『聞かせてょ、橘の歌声』 「…ぅ…うん」 俺達も二人で歌った。 結恵の声は透き通っていて、一緒に歌っていて圧倒されそうになるぐらぃだ。 歌い終わるとアサミとナオヤが拍手した。 「結恵、メッチャ歌上手いやん!!いつもカラオケ断ってる意味わからんし」 と、アサミは結恵に言った。 「結恵はコーラス部入っとって、何回も個人の部、団体の部で優秀賞とってたよな。全国にも出てたんやで」 と、ナオヤは言った。 「そぉなん?!すごぃやん!!」 「アサミ💦全然すごくなぃから!!ナオヤも昔の話なんゃから、そんなん言わんでええの!!」 と、結恵はナオヤに怒った。 
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