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『俺やっぱ好きやわ』
「え?」
「え??」
「おっ?!」
俺の言葉に驚く三人は、俺の顔を見た。
『え?橘の歌声よくねぇ?俺初めて聴いた時も良いと思ったけど、今ちゃんと聴いてやっぱすげぇ好きやと思った』
「そぅいぅ意味でな。ビビるやん、いきなり告ったんかと思ったし笑」
『あ?バカ、お前…ナオヤ!!』
俺は何も考えず言っていた言葉が、そのように捉えられていた事に焦った。
その様子を見ていたアサミは
「タケ、何焦ってんの?ナオ君、私達も結恵に負けないょうに熱唱しょ!!」
と、マイクを持ち歌い出した。
(アサミ??)
アサミの様子が何だか変だと感じたが、俺は結恵の隣に座り結恵とまた喋り始めた。
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