その夜

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家路に着いた潤は何だか淋しい気持ちになった。 それは、こんなに笑ったり、楽しかったりした時間を最近過ごした事がなかったからだ。 そ~思っていると、陽介からメールが 『今日は本ト楽しかったよ。今日1日過ごしてみて、俺はやっぱり潤ちゃんの事が好きだと確信した。友達からで構わないから、俺と付き合ってくれない?』 思いがけない陽介からのメールに潤は困惑していた。 陽介の事は好きだけれど、それは友達としてだから。 「でも友達からでい~なら、また遊びたいナ」 そ~思った潤は考えた末 「友達でい~ならまた遊ぼうね」 と陽介に返信した。 するとすぐに陽介から 『ありがとう。友達としてでも嬉しいよ』 と返事が。 それから何回かメールをし、その夜は眠りについた。
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