泣き虫な僕と力強い腕

おじいちゃんとの思い出

俺の知る昔からのおじいちゃんは、よくお金をくれる。
会いに行くと必ずおこずかいをくれた。

しかし、それ以上に印象が強いのは、会うたびにされる頬っぺたへのﾁｭｰだ。

抱き上げられ、キスマークが残るほどﾁｭｰをされる。

俺は気恥ずかしさからかなり嫌がってはいたが、無いなら無いで寂しさを感じることもしばしばあった。

恐らく小三までされていたと思う。