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通知表
小学生に入って③年生になった頃だったかな。
あの日は人生の中で辛かった事を覚えてる。
あの時の俺は遊んでばっかりで勉強をほったらかしにしてた。
三学期の終了日…。
通知表を受け取る日…。
その日がやってきた。
俺はおそるおそる開いて見た。
頭が真っ白になった。
初めて成績で1を取ってしまった。
衝撃的だった。
家に帰ってその通知表を隠したけど、すぐに見つかって怒られた。
その時のじいちゃんかなり怖かった。
その時、じいちゃんが発した言葉…「俺が怒ってるのはお前が通知表で1を取って怒ったのではないんだぞ。お前がそれを隠した事に怒ってるんだ」と…
グッサリきた。心が痛かった。
自分が情けなかった。
俺は思った。何事にも努力する事に意味があると。
じいちゃん…感謝してます。
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