紫陽花Ⅲ

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紫陽花Ⅲ

雨が似合う紫陽花に 眩しすぎる陽があたる 曇り空に映える紫に 輝く光が降り注ぐ 素顔のままでいいと僕は思うけれど 化粧する君も僕は好きだよ そばかすの頬消さないように 薄いルージュに 小さなピアス いつか雨に潤う紫陽花のように 君が染まるその色に 君の輝きが止まらないように 君の心がくすまないように 雨の代わりに ずっとずっと言い続けよう 君はきれいだよって…
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