第二章≡空想じゃない≡

8/8
前へ
/27ページ
次へ
「そ、それはそうでしょう! 見ず知らずの人の言うことをハイそうですかって信じるわけないでしょう! ましてや証拠もないことなんて……」 なぜか俺は老人に力説していた。 「…では証拠があれば信じてもらえるわけですか…………」 老人は俺に問いかけるように言った。 「まぁ、そうなりますね……」 「では、これから私についてきてもらえませんか? 証拠をお見せしますよ」 そう言われるとついていかないわけに行かない。 仕方なく俺は老人についていく事になった。
/27ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加