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「ご苦労様ですレナ、どうぞ入ってください」
アレスさんはそういうと部屋の扉が静かに開いた。
「今年はいつもより人数が多いから大変ですよ~」
喋りながら入ってきた人を見て俺は目を疑った。
その人にはなぜかネコミミとしっぽがついていた。
『サンタの所までネコミミつけた人が……世も据えたなぁ、おい』
そう思いながら見ているとネコミミをつけた人と目があった。
「な゙……アレスさん、何でヒューマがこんな所にいるんですか!?」
その人は俺のことを指さしながらアレスさんに詰め寄った。
「まぁ、落ち着きなさいレナ、この人には今夜仕事を手伝っていただくんですよ」
アレスさんは焦ることもなく説明した。
それはそうと……
ヒューマってなんだ?
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