1184人が本棚に入れています
本棚に追加
『ま・・・間に合ったぁ』
教室に着いた瞬間に鳴るチャイム
でもへとへと・・・
『大地走るの速過ぎ!!部活ぢゃないんだから』
「だけど俺のおかげで間に合ったろ??」
確かにそうだけど
『オラッ!!遅刻ぎりぎりの二人とっとと席に座れ』
早速来た先生に注意されてしまった
『郁-!!見たよ。今日は手を繋いで登校??』
「ち・・違うよ//あれは」
私の親友 瑞江は私の気持ちを知っている唯一の子
『ねぇいつになったら告るの??先延ばし続けてたら誰かに取られちゃうよ??』
「だって・・・」
確かに大地はよくモテる
もともと明るい性格だし部活もサッカーをやっててモテる要素をたくさん持っていた
よく私は大地が告られているのを見た
だけど怖いんだ
私の気持ちを伝えたら
この関係が壊れちゃうんぢゃないかって
だから伝えない
この居心地のいいか悪いかわからないような幼なじみでいる
そしたら大地もいつもと変わらない態度でいてくれるでしょ??
最初のコメントを投稿しよう!