幼なじみ

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『ま・・・間に合ったぁ』 教室に着いた瞬間に鳴るチャイム でもへとへと・・・ 『大地走るの速過ぎ!!部活ぢゃないんだから』 「だけど俺のおかげで間に合ったろ??」 確かにそうだけど 『オラッ!!遅刻ぎりぎりの二人とっとと席に座れ』 早速来た先生に注意されてしまった 『郁-!!見たよ。今日は手を繋いで登校??』 「ち・・違うよ//あれは」 私の親友 瑞江は私の気持ちを知っている唯一の子 『ねぇいつになったら告るの??先延ばし続けてたら誰かに取られちゃうよ??』 「だって・・・」 確かに大地はよくモテる もともと明るい性格だし部活もサッカーをやっててモテる要素をたくさん持っていた よく私は大地が告られているのを見た だけど怖いんだ 私の気持ちを伝えたら この関係が壊れちゃうんぢゃないかって だから伝えない この居心地のいいか悪いかわからないような幼なじみでいる そしたら大地もいつもと変わらない態度でいてくれるでしょ??
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