じいちゃん

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俺は縁側で孫と話していた。いつもの事。 自分で言うのも照れるが、孫はおじいちゃんこだ。だから、何かあるたび話してくる。 「ねぇ➰じいちゃん…俺彼女できたさ。今度つれてくっから!!」 「おめーもそんな年になりやがったか…懐かしいな…」 「何が懐かしいんだよ?じいちゃんの青春か?どんなんだったんだよ?じいちゃんの青春…?」 「……………、ゼロセンだなぁ~。」 「なんだそれ?ゲーセンの仲間か?」 今の輩はゼロ戦も知らんのか…俺はあの頃を思い出し始めた…
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