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友達紹介2⃣
「で!横のベッドの下段は、佐藤!」
本当はわからないが気の強そうな男だと思った。その姿は浅元と共通するところがあるのかもしれない。
「そしてその上はお前の寝床!」
「お!そっか佐藤よろしくな!」
「こちらこそ!」
「最後に俺の下にいるのが相沢だ!」
言っちゃ悪いが猿顔だった。空とは無縁な感じだ。
猿が口を開いた。
「みんな俺を猿って言うんだよ…だから棒があるたびに登れって…でも俺は空飛ぶ猿だからな!」
どうやら自分でも猿顔は認めているらしい。
今の時刻は午後6時。俺たちは食堂に向かった。
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