ボクは死神

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ボクが話しかけると、魂がふわりと揺れた。 ボクにこんにちはを返してくれる。 「ボクの仕事は道案内。さぁ、着いてきて。」 また魂が揺れた。 ふわりではなくザワザワと。魂は話してくれた。 {ずっと帰って来たかったのに、生きている間に探せませんでした。上に浮いてやっと見つかったんです。少しだけ待ってもらえませんか、死神さん。}
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