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「はい!だってそれが幸せでしょ?」
『幸せ?幸せって…そんな当たり前で普通な事が?!変えてやる!とか思わないのか…?』
「思いませんよ。だって普通の事を当たり前に出来るなんて…こんなに恵まれた環境にいるのですよ?」
『確かに。そんな考え方もあるのか…』
「はい!だから私は野菜炒めになります!もやしさんも一緒になりませんか?」
『……お前となら…野菜炒めも悪くないかもな』
「そうと決まったらもやしさんもここに来て下さいっ」
にんじんがまな板の上を勧めると
もやしさんは多少迷いながらもまな板の上に乗りました。
もやしさんが置いてきたもやし仲間を思い出してるとまな板の前に人が来ました。
『俺もとうとう普通のもやしか…』
するとゆっくりともやし達に向かって人の手が伸びてきました。
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