ψ夢をみない人なんていないψ

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  どこまでも続く真っ白な階段。     「………大丈夫かい?」     「うん。平気」     彼の瞳がこちらを見る度、私の胸はときめいた。       「いこうよ」     彼がそう言ってから     どれだけの時間が経ったのだろう     彼に手を握りられ     「へっ?」     私が声を発した瞬間     ゴォオオォオ!!!     風が私の髪を巻き上げ     ギアは私の手をぐいと引っ張り     私は宙に身を投げだされた     何が何だかわからないまま     いつのまにか     私は空を飛んでいたの     「…………ギアッ!!!」     「……気持ちいい?」     「うん!!!」     夜空の星が、何故か近く感じる
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