1、狂いだした時

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5月15日、明日は修学旅行だ。俺は楽しみでねむれなかった。そんな俺も、12時をこえると寝てしまった。 そして俺は夢を見た。、、、見慣れない場所に俺らは立っていた。そこは暗闇、月の光が雲に隠れたり出たり、、そして何故か俺は、懐中電灯を持っていた。 みんなも持っていた、いったいなんなんだ? そう思っているうちに暗闇の中でなにかがいることに気付く、、、 「誰だ!」、、何も言わない、、 だが確かにソイツはゆらゆらと動いている、、、 俺は懐中電灯を向けた、、おばあさんが立っていた。、、、だが様子が変だ、、目から血が出ている、、、 うっすらと笑みを浮かべている、、、寒気がとまらない、、、怖い、怖いけど足が動かない、叫びをあげたくても声が出ない、そのおばあさん、、、いや、、死人はゆらゆらとこっちに近づいて来ている。 「うわわわわわぁ」 、、、夢だった。 、、いや、、夢なのか? 何故か俺はこの夢が本当に起こってしまいそうな気がした。、、そして、それは本当に起こってしまった。
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