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明清「…」
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導満「知ってたんだな。物の怪の正体が幸成様のモンスターだということを」
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明清「まぁな」
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導満「どうして黙ってた」
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明清「…師との約束だったからだよ」
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導満「約束…?」
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明清「師は死ぬ直前俺に言ったんだ。自分のモンスターの世話を頼む、と」
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導満「…」
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明清「でも師のモンスターはいなくなっていた。それからまもなくして都のはずれで、物の怪がでるという噂を聞いた」
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導満「お前が都のはずれに住んでいるのもまさかそのためか」
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明清「…ま、元々都は俺の性に合わないしな。ちょうど良かったぜ」
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導満「…」
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