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「さぁって、グレイゴーレムならちゃっちゃと倒すかぁ」
クレイドが笑いながら言う
「グレイゴーレムならクイナとシュンとセレナにやらせよう…」
アレシュアが三人を見ながら静かに言う
「あ、それいいね🎵決定~」
「「「拒否権は⁉」」」
三人がフレアの言葉に同時に反論する
「ない…」
アレシュアが答えると、シュンは苦笑いして
「なんか逃げれない気がするから諦めよ…」
「わかってるなぁ🎵」
とフレアとアレシュアが同時に頷いた
しばらく歩くと、言われた通りに洞穴があった
「この辺りか?」
シュンが言うと、それに答えるかのように周辺の木々がガサガサと音を立て、灰色のレンガ作りの人形のような物がシュン達の前に現れた
「これが…グレイゴーレム…」
セレナがぼやくとクイナ、セレナ、シュンは臨戦体勢に入る
「オデ…ココノチヲ…マモルモノ…オマエタチ…アラスナ」
片言でじゃべるグレイゴーレム
「何言ってる‼だからといって村人を苦しめてはダメだろうが‼」
シュンが威勢よく言う
「シ…ネ…」
と言いながら右手を高くふりおろした
シュン達はよけるために散開し、フレア、アレシュア、クレイドは身を引いた
「「「来い‼‼」」」
クイナ、シュン、セレナが叫んだ
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