‡始まりの夜‡

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現在女の人の部屋にいます。 多分女の人の名前は「姫」です。うん、そう信じたい 「もう少し待ってね。すぐ来ると思うから」 翔「わかった 一つ聞いていいか?」 やっぱり気になってしかたがなかった 「何?」 翔「あんた何物?」 「私?私はグレイス王国の王女レイナ=F=グレイスよ」 翔「………お姫様?」 レイナ「そうとも言うわね」 翔の顔から血の気がみるみるうちに引いて行った 翔(ヤバイ、俺このままだとヤバイ!一国の王女に向かってタメ口きいてた) 体中からいやな汗が吹き出る レイナ「もしかしてタメ口だったの気にしてる?」 翔「あぁ」 そう言うとレイナはアハハと笑った レイナ「大丈夫だよ、私はそういうの気にしないから。ま、他の人は気にしてるみたいだけど」 翔(そりゃそうだろ)
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