‡始まりの夜‡

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翔は地図を目にした瞬間確信した ここは地球ではないと 翔「やっぱりな」 レイナ「どうしたの?」 翔「ここは俺が居た世界じゃない」 沈黙が部屋を支配する レイナ「それって」 翔「俺には帰るべき場所が無いということだ」 レイナ「冷静だね……」 翔「俺達の世界には魔法とかが無かったからな。大体最初からわかってた」 レイナ「これからどうするの?」 翔「問題はそれなんだよな、家があるわけでもないし。仕事もないし」 レイナ「ゴメンなさい、私が守護獣召喚を間違えたばっかりに」 翔「いや、レイナのせいじゃないよ、それに……過ぎたことはしかたない」 そう言って翔は立ち上がった レイナ「どこに行くの?」 翔「いや、だっていつまでもここに居る訳にはいかないだろ?」 レイナ「そうだ!ちょっと私についてきて」 いうがはやいかレイナは翔の手を掴んで部屋から出た
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