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王「この世界にはな、黒髪黒眼は存在しないんじゃ。何故かはわからないがな。だから、お主を異世界の民と認めた訳だ」
翔は成る程と納得していた
王「して翔よ、お主はこれからどうするつもりじゃ?」
翔は返す言葉に詰まった
この世界の事は全くわからない。どんな生き物がいて、どんな事が起こるか
それに対して王は予想通りといった顔をしている
そして言葉を紡いだ
王「よかったらこの城で働かないか?……守護者として」
その言葉に驚いたのは翔ではなく、周りにいる兵士達だった
翔(そんなに守護者とは大変なのか?)
王「翔よ、16歳になった時の王族の掟を聞いているか?」
翔はその言葉に頷いた
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