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翔はレイナにほぼ引きずらたまま自分に宛がわれた部屋についた
ちなみにレイナの部屋の隣だ
翔は内心ホッとしていた
道がわからない時はレイナの部屋に行って聞けばいい。そうすればこの広大な城で迷うこともないだろう
翔はレイナの方を見た
とても嬉しそうな顔で先程からこの世界について説明している
翔も一応この世界の住民になるわけだから真剣に聞いていた
レイナ「大体こんな感じの世界よ。」
翔「ありがとう、大体わかったよ」
その時
部屋のドアが控え目にノックされた
翔「どうぞ」
「失礼します」
部屋に入って来たのは片手にティーセットとお菓子を持ったメイドさんだった
レイナ「あら、ありがとう」
メイド「いえ」
メイドは直ぐさま紅茶を入れ始めた
さっきレイナに聞いた話だと地球にある食べものとこちらの食べものはたいして変わりがないことがわかった
紅茶のよい香が部屋を満たす
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