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周りは石壁とそれに取り付けられた蝋燭
その蝋燭だけがその部屋を照らしていた
随分長い間使われていないみたいだがそのわりにはゴミは無い
その部屋にはローブを纏った者が数人と、綺麗なドレスを纏った女性が一人、魔法陣の前に立っていた
ローブを纏った者の中の一人が女性の前に進み出た
?「さ、姫様。準備が整いました。16になられた証として契約を」
姫「わかったわ」
姫様と呼ばれた女性は笑顔で返すと魔法陣に手をつけた
姫「我、グレイスの名の元に望む。我を守護せし者よ、我が呼びかけに応えよ!守護獣召喚!」
唱詠が終わったとたん魔法陣がまばゆい輝きを放った
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