君は僕の友達

テールランプ

深夜仕事が終わるとメール届いてるのに気付いた。　　　　　　　　　　　　　正治からだ　　　　　　　：電話くんろ💡：　　　　　　　　　　　　　　　　取り敢えず掛けてみる　　トゥルルル　　　　　　　「寝ちまったかな」
トゥルルル　　　　　　　「出ねえな」　　　　　　トゥルルル　　ガチヤ　　「起きてるか」　　　　　　　　　　　　　　　　　「おぅ　ドコに居るの」　　　　　　　　　　　　　「コンビニ」　　　　　　　　　　　　　　　　　　「んじゃぁ、ツタヤの駐車場で待ってて、すぐいくで😃」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「んー」　　　　　　　　
電話を切ると煙草に火を点けツタヤに向かった
　　　　　　　　　　　　雨の駐車場に着いてしばらくすると、品の悪いバイクの音が近づいてきた

コン　コン　　　　　　　
「ようっす、はいコレ　誕生日だろ」

俺は呆気にとられた　　　目を丸くしてるしている俺に正治は親指を立て言った
「DISC2の十番を聴け、じゃ」　　　

そう言うと、けたたましい音を立て走り去っていった

俺はバイクの後ろ姿を見つめていた。