第一章 始まりの村

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アイルは入り口の周囲の敵を一掃した後、門を破られた際の適当な木材で門の穴を塞ぐ。 ある程度時間はかかった。 「よし……」 扉の穴が完全に治りきったのを見て、アイルは走り始めた。辺りは朝日でうっすらと明るくなっている。 その時 「うわああ!!」 「!?」 叫び声に気付いたアイルが向かうとジェリに村人が襲われている。どうやら目覚めて家から外に出て来てしまった様だ。 「くそ!」 アイルは悪態をつきながらジェリに斬りかかった。 アイルは一瞬でジェリを切り刻み村人を助けた。 「あ……ありがとう!」 村人はお礼を言ってから、逃げる様に家に戻って行った。 (へヴンと早く合流しよう……) アイルは最初に居たアイルの家まで走って行った。
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