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「へヴン!」
アイルは先にアイルの家の前に居るへヴンを呼ぶ。
「遅いですよアイルさん!」
へヴンは待ちくたびれた様で、不満を持った顔で言う。
「ジェリ達は片付いたのか?」
「バッチリです!」
へヴンは親指を上に突き立てた状態でそう言った。
「そうか、じゃあもう安心……」
アイルが言葉を言い掛けた瞬間僅かにだが地面が揺れ始めた。
「何だ!?」
徐々に地面の揺れが激しくなる。へヴンは羽根で地面から飛び上がり、周りの様子を見る。
「……アイルさん行きましょう」
唐突にへヴンは言い出す。
「どこに?」
「親玉退治です」
へヴンはそう言った直後アイルを抱えて飛び上がった。
そして、そのままへヴンとアイルは村の外の平野に行ってしまった。
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