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だが顔は悲しみは驚きへと変わった。
なぜなら隕石が落ちたであろう屋根から一直線の軌道で繋がっている一階の自分の部屋。そこには一人の、金色の長髪で白いワンピースを着た少女がいたのだから…。
アイルは驚きから困惑を顔に表したが、直ぐに冷静さを取り戻す為深呼吸を行う。
(どう見ても女の子だよな?)
アイルの考えではここにあるべきは無機質な物体である。だが目の前に居るのはな命を宿す少女。このような事は全くの予想外だ。
そんな考えをアイルが張り巡らせていたその時、少女がゆっくりとまぶたを開いた。
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