それは…

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なんていうか… すごい惨状だった。 惣菜のパックがたくさん転がってるのは、まぁ見ない振りをしても… 何かを作ろうとしているのはわかるが… 見ているだけで恐ろしい。 包丁を持つ手はおぼつかないし、コンロでは何だか分からないものが煮え立っていた。 確実に普段料理などしていないのがよくわかる。 見るに見兼ねて私は声を掛けた。
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