はじまりは…

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まず私が感じたのは怒りでもなく悲しいでもなく 脱力だった。 …なんだそれは …ってかそれでいいのか? 女の人だからとかって問題じゃないだろ? しばらく呆然としていたが、とにかくこのままだとらちが空かない。 それに高校やめなくてもよくなったじゃないか、と自分に言い聞かせて立ち上がり、とりあえず手紙と一緒に置いてあった地図を元に部下の人のお家とやらにむかった。
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