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『あんな子生むんじゃなかった!』
『なんな奴いらないじゃん』
煉「もう、僕の居場所はなかったんだよ。どこにも、家も学校も………
信じていた幼なじみにも…親友にも裏切られた。
そして、前に言われたよ。『出ていけ』って、高校卒業までの金と家だけは用意する。あとは勝手にしろ、だって」
煉「もう、なんにも残らなかったよ……涙も拒否も反抗もなかった。もう、そうするしかないんだって、思ったから。……………………………大丈夫?ごめん。変な話で。泣かないで」
葵「なんで煉はそんなに優しいの?優しすぎるだよ……もっと…自分を大事にしようよ……自分ばかり傷つけないで……煉は今にも壊れ……そうだよ…煉だって…泣いていいんだよ!」
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