第4話~好き~

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着いた場所は、古びたアパート 中は綺麗だった 部屋の隅でうつむく君を見た 「どうされたんですか?」 君は少し顔を上げ僕を見るなり、泣き付いた。 「私のわがまま聞いてくださる?」 そっと抱き寄せ僕は言った 「いいよ。」 僕の顔を見上げて君は言った。 「私、痴漢に遭ってるんです。それで、貴方に側に居て欲しくて。」 チャンスだと思った。 「僕の彼女になる事を条件とします。」 君は考える事もなく頷いた。
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