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―2時間後―
「日が沈むのが早くなったなぁ。帰り道平気か?」
小池は愛に聞いた。
「平気だよ。でも先生が送りたいなら、しかたなく送ってもらおうかなぁ(笑)」
愛は冗談で言った。
「じゃぁ車で送るから校門で待っててくれ。俺帰り支度してくるから…」
意外な反応に愛はうなずいてしまった。小池は教科書を閉じると愛の頭を撫でて教室をでた。
(はぁ?なぜ撫でたの?)
愛は疑問に思いつつ帰り支度をして校門で待った。
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