欠けた月。
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…結局ハルがあたしの中に入ってくることはやっぱりできなかった。 でも… 「不思議だ。今までで一番…感じた」 指をからませて。 ハルがぽつりと言ってくれた。 『あたしも…』 溶け合えた。 あたし達の二つの心。 久しぶりに暗い夢は観ずに…ゆっくりと眠ることができそうだよ…
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