第一章

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コレットと共に旅立ってから2年…… 俺たちはエクスフィアを回収して各地を転々としていた。 リーガルがトイズバレー鉱山を破壊してくれた為、これ以上エクスフィアが増えることはない。 だが、人間牧場でエクスフィアを装備させられていた人たちのエクスフィアがまだ残っていた。 そのエクスフィアの影響で、コレットやプレセアのようななってしまっている人に何人もあった。 エクスフィアを剥がすときに、暴走を起こし、マーブルさんやクララさんのようになる人を何人も見た。 とても心が痛かった。 しかしそんなことばかりではなかった。 暴走を起こさなかったエクスフィアの装備者は、みるみるうちに普通の人間、つまり健康な状態に戻っていったのだ。 前者はほんの一握りで、大部分が後者の良い方向に向かっていった。 残る場所も少なくなった。 そして今、俺たちはテセアラのフラノールに向かっていた。
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