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飛行船の中、ホランドは静かにベルフォレストの町を見下ろしていた。
ホランド
「すまないな、タルホ」
新しい命のために決断した選択。
そして彼女のための選択。
2人の未来ために、この星を必ず守ると決断した瞬間だった。
タルホ
「....アンタってそんな男よね!」
ホランドは振返って見ると、そこにはタルホがいた。
ホランド
「お前何でそんなトコに居んの?」
虚をつかれ呆然となるホランド。
タルホ
「格好悪ったらありゃしない!!
それが格好良いと思ってんの?」
ホランド
「....今度の戦には、仲間に戦闘の出来るLFO乗りはいない。
身籠もってるお前には....危険すぎる
今からでも引き返してでも降ろしてやる!!」
タルホ
「馬鹿じゃない?
子供が生まれた時に、父親が居なくちゃ、それこそ不幸よ!!
私が未亡人になるなんてのも許せないわ!!」
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