琉斗の１日

はじめに……。

そんな泥沼の大戦を集結に導いた人物こそ、日本国第428代総理大臣である真田昌幸である。

真田は、アメリカとの同盟関係を生かしつつＥＵ側との平和路線を押し進め、ついに世界大戦の集結を実現させた。

真田は、過去の歴史に学び、戦争集結後は国連等の各国家の参加する集合体から一歩踏み込んだ、世界国家の成立に尽力した。

そして、ついに世界から境界が消え１つの国家として『ＰＯＷ（Peace Of World）』が成立した。

世界国家として、歩みだしたＰＯＷは、世界環境などを考慮し以下の基本方針を打ち出した。

１　銃器及び火薬兵器の使用、生産の厳禁。

２　地球温暖化につながるスモック効果ガスの排出禁止。

この２点により、今までの文明の進化を一端止め違う方向へと進化を開始するのである………。