踏み入れた破壊

3/3
前へ
/19ページ
次へ
  「何ー?また絽榎キオからかったの?」   抱きつく絽榎をからかいながら夏乃は笑う   「夏乃、そいつをこっちによこせ」   「どーしよっかなぁ…」   「酷い夏乃!!俺のこと愛してたんじゃないの!?」   「残念ながら絽榎は愛してないなぁ」   泣き付く絽榎に対し、夏乃はカラカラと笑う   そんな二人のやり取りに苛ついたのか、キオは絽榎を殴る     それを、他の生徒達は何時もの事だと微笑ましく見ていた                         これから起こる惨劇など知るよしもなく…      
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加