第1章

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「そーなんだっ」 潤はそれ以上、聞いてこなかった。 「そっちは?なんでここに?」 今日のあたしは、しゃべりすぎている。 「ん~なんとなくっ? たまたま公園の前通ったら、なんか女の子が一人でブランコ座ってて。 で、なんか知らんが気になってしまったわけですね。」 そして男はあの笑顔を向けて立ち上がり、自分の学校名を言うと 「またね!」 それだけ言って走っていった。 よくわからない男。 でも、同じ学校だったみたいだ。
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