第1章

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放課後、家で仮眠をとっていると、誰かが……いや、潤が来た。 「沙奈、寝てた?」 なんで潤はそんなことわかるんだろう。 不思議でたまらない。 「入って。」 潤を部屋に通す。 「沙奈の部屋、シンプルすぎ! ……両親は…」 「知ってるでしょ。お父さんは仕事でずっと海外、お母さんは男のところ」 だからと言って、あたしは淋しくも悲しくもない。
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