第1章

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外に出ると、眩しいくらいに照りつける太陽。 冬だというのに、太陽だけはいつでも変わらず輝きつづけてる。 正直、太陽の光はあたしにとってつらい。 すべて、照らされてしまう気がするから。 そして、朝があたしを憂鬱にするもうひとつの理由。 それは…………… 「沙奈ーっ、おはよ!」 このハイテンション男、中野潤である。 「えっ、なに。沙奈シカト??」
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