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なんやかんやでさらに100里弱全力失踪させました(o~-')b
「...い、いつか、こ、殺す...」
殺れるもんなら殺ってみろ
暫(シバラ)く歩くと船着き場が見えました
「あそこから船出んのか?」
「そうですよ」
「何で言い切れるんだ?」
「書いてあります」
カミが指差す方を見ると
『鬼ヶ島この先船で2、3分!!片道20$!往復30$!』
と書かれた看板が立ててありました
「うん、分かりやすい
てか$?円じゃなく?」
田中は頷(ウナズ)きながら言いました
「行くのならば早い方が良かろう」
「そうだな、行くか」
田中達は船着き場に行きました
「へい、らっしゃい!」
船着き場に行くと50半ばのおっさんが受付をしていました
「片道かい?」
「いや、往復」
「はいよ、じゃあ四人で12000円だ!分かりやすく円換算してやったんだ感謝せい!」
「え!12000!3000円じゃねえの!?」
「おぅ、一人3000円な」
「はぁ!?まじかよ、俺今6000円しかねえぞ」
「それじゃ二人しか乗せられんな」
うーんと唸(ウナ)った田中の耳に
「拙者の財布には100000あるぜよ」
「...まじか」
「12000程度ならば拙者がだすぜよ」
言いながら羽死は12000円をおっさんにわたしました
「まいど!じゃあ行くぜ!」
おっさんが船に向かっている時
「何でそんなにもってんの?」
「拙者、旅の途中での資金を稼ぐため、銀行ごう、いや、少しばかり働いて金を稼いでいたのでござる」
「今銀行強盗って言おうとしたよね?」
「何の事で?」
「うっわー、しらばっくれてやがるよこの鷲」
「おい、行かねえのか?」
おっさんが言ったので田中達は船に乗り込みました
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