4人が本棚に入れています
本棚に追加
/16ページ
昔々あるところにおじいさんとおばあさんがいました
おじいさんは山へしばかれに、おばあさんは川で魚の掴み取りをしていました
おじいさんは
「なんじゃぁ!わしが何をしたんじゃぁ!ぐぁ!」
「おらおら!ジジイ!ここが良いんだろ!おら!っあ!」
おじいさんは鞭(ムチ)を持った女に叩かれまくりました
「ぐぁっ!でも、確かにそこは、いいのぉ!」
その後、蝋(ロウ)を垂らされたり、そのたび喘ぎ声を上げて20000円を払っておじいさんは家にかえろうとしました
おじいさんがMに目覚めた頃おばあさんは
「上手くいかんのう」
川に入って魚の掴(ツカ)み取りをしていました
「まだ50匹しか取れとらん、これじゃあ腹の足しにもならんわい」
どんだけ食うんだよ!と言うような発言をしていると
「ん、なんじゃあ、あれは?」
川上からどんぶらこどんぶらこと桃が流れてきました(このどんぶらこって擬音は誰が考えたんだろうね?)
「でけぇ桃」
おばあさんはそう言って再び魚の掴み取りを開始しました
桃は滝に飲み込まれました
5分後
「ふう、やっと目標1000匹とったわい」
五分で950匹取ったの?( ̄○ ̄;
おばあさんはある種の才能を覚醒(カクセイ)させながら取った魚をまとめました
すると、再び桃が流れてきました
今度は『拾えババア!拾わねぇと話進まねえんだよ!』と張り紙がはってありました
「何か口の聞き方がやだからぜってぇ拾わねぇ」
桃が岸に近付いてきたので
「消えろ!」
と言っておばあさんは桃を滝の方に蹴り飛ばしました
桃は落ちていきました
「ったくなんじゃあの桃は」
おばあさんは魚をまとめました
二分後
「よし、帰っか」
おばあさんは魚をまとめ終わり、帰ろうとすると再び桃が流れてきました
今度は『ごめんなさい、お願いします、拾ってください、あなた様が拾って下さらなければお話が進まないのです、どうかお願いします』
張り紙も変わっていました
「ちっ、しゃあないのう」
おばあさんは岸に近付いてきた桃を片手で拾い上げ家に帰りました
最初のコメントを投稿しよう!