4人が本棚に入れています
本棚に追加
狼のカミをつれて、田中は約10里(一里約4kmだから、大体40km位かな。歩く距離じゃ無いよね)歩いたところで、猿が猿に絡まれていました
「すんません、ホントにすんません」
「すんませんあらへんやろが!治療費と慰謝料、合わせて十万出せや!」
「猿が絡まれてら」
「ウゥゥ」
カミはうなっていました
「どうした...あぁ、犬猿の仲か。だが、とりあえず落ち着け」
「何でしょう、頭がカーッとなって、何かむかむかします」
田中とカミを猿は見付けました
「あ、あんたら見とるんやったら助けろやコラァ!」
猿の言い方が気にくわなかった二人は
「カミ、殺っちゃえ」
「うるがぁぁぁぁぁ!」
カミは猿達に飛び掛かりました
「ギャァァァァァァァ!」
カミは猿達の肉をちぎり、骨を砕き、跡には何も残りませんでした
「うん、ちょっと殺りすぎ」
「ふぇぇぇん、またやっちゃったぁ
私猿を見るとどうしてもこうなっちゃうんです」
「うん、本能だから大丈夫だと思うよ」
田中はカミの頭を撫でながら言いました
「じゃあそろそろ行こうか」
「はい」
こうして、二人はまた歩き始めました
...じゃねぇよ!猿殺してどうすんだてめぇ!
「うるせぇ!物語作ってんのてめぇだろが」
うるせぇな!大体原作に犬と猿なんて無茶があるんだよ!寒くて頭回らねぇんだよ!これ書いてっ時一月なんだよ!雪降ってんだよ!
「知るか!てかこの後どうすんだ!三人で行けってか!」
うるせぇ!とにかく先進め!
「何なんだテメェは!」
いいから行けや!
「わかったよ!ったく、何なんだってんだよ」
はぁ、やっと行きおった
こうして二人はまた歩き始めました
最初のコメントを投稿しよう!