桃太郎

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狼のカミをつれて、田中は約10里(一里約4kmだから、大体40km位かな。歩く距離じゃ無いよね)歩いたところで、猿が猿に絡まれていました 「すんません、ホントにすんません」 「すんませんあらへんやろが!治療費と慰謝料、合わせて十万出せや!」 「猿が絡まれてら」 「ウゥゥ」 カミはうなっていました 「どうした...あぁ、犬猿の仲か。だが、とりあえず落ち着け」 「何でしょう、頭がカーッとなって、何かむかむかします」 田中とカミを猿は見付けました 「あ、あんたら見とるんやったら助けろやコラァ!」 猿の言い方が気にくわなかった二人は 「カミ、殺っちゃえ」 「うるがぁぁぁぁぁ!」 カミは猿達に飛び掛かりました 「ギャァァァァァァァ!」 カミは猿達の肉をちぎり、骨を砕き、跡には何も残りませんでした 「うん、ちょっと殺りすぎ」 「ふぇぇぇん、またやっちゃったぁ 私猿を見るとどうしてもこうなっちゃうんです」 「うん、本能だから大丈夫だと思うよ」 田中はカミの頭を撫でながら言いました 「じゃあそろそろ行こうか」 「はい」 こうして、二人はまた歩き始めました ...じゃねぇよ!猿殺してどうすんだてめぇ! 「うるせぇ!物語作ってんのてめぇだろが」 うるせぇな!大体原作に犬と猿なんて無茶があるんだよ!寒くて頭回らねぇんだよ!これ書いてっ時一月なんだよ!雪降ってんだよ! 「知るか!てかこの後どうすんだ!三人で行けってか!」 うるせぇ!とにかく先進め! 「何なんだテメェは!」 いいから行けや! 「わかったよ!ったく、何なんだってんだよ」 はぁ、やっと行きおった こうして二人はまた歩き始めました
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