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クリの背後からのローキックでつまずいた。
俺は立ち上がり、無言でサドルを付けると、そこにチャリに蹴り!
チャリはガシャーンと倒れ、カンカンカ~ン‼とベルのフタが転がって行った。
『おい…スカしてんじゃねーぞ‼コラ⁉』
クリの本音が出た!
いつも自分はクラスの人気者でいたい‼いや、いるはずだ‼
そう思っていた奴は、無口で女子に影で人気があった俺を前から妬んでいたのを知っていた。
俺は奴の繰り出すギャグに一度も笑ってあげたことがない。
そして奴にとっては今が最大のチャンス‼
ラオウら不良軍団のバックがいるからだ‼
俺がびびっているのを感じとり、完全に俺を屈伏させるチャンスだと悟ったのだろう。
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