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サボってみました
翌日の放課後、俺は部員にバレないように帰宅部共に紛れて校門を出た。
学校のある坂を下ると、そこに【商店】と呼ばれる駄菓子屋があり、自分を不良だと言い張る輩が集まっていた。
我が校は実は、ヤクザ屋さんからも就職斡旋が来る学校なもんで、その小屋レベルの商店に納まりきらず、裏の畑に板を敷いてそこに例のウンコのポーズでダベり倒しているのだ。
『ヒャハハハ~っ‼』
と言う奇声のような笑い声の中、俺はチェリオを飲みながらブラブラして帰るつもりだった。
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