一章

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すると、風美が 「マジありえねぇ」とうなだれた。 階段を登り始めると急に郁美が、肩を叩いて 「ねぇ…あれ人?」と言って、指を指した。 指を指した方向を見るが、人影は見えなかった。 「あれ…今さっきは見えたのに…」と首を傾げて、不思議そうに言った。 「気のせいだろ」 そう言うと、 「だよね」 と、また、歩き始めた。
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