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「まりちゃん…わたし、ふられちゃった」
「あんたまさかほんとに死ぬ気?」
「…死ぬ?」
「今あいつに言ったでしょ?」
「だって…嫌いだって…っ」
「ばかねあんた、あいつの為に死ぬわけ?!」
美華はずっと我慢してたけどとうとう涙を流した
「だっ…て嫌いって…嫌いって言ったからっ」
「わたしは美華が好きだよ?大好きなんだから!あんたが死んだらやだからね?!」
「ま…まりちゃんっ」
「ん?」
「わたし死ねる!!生まれ変わる!」
「…っばか!!あんたほんとにばかよ!死んだら許さないから!そんな美華嫌い!!」
「まりちゃん…」
とうとうまりも泣き出してしまった
「ごめんね…まりちゃん、ごめんね」
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